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桜が散ると、この町は一年で一番忙しくなる
桜も散り、山々には柔らかな新緑が芽吹き始めました。
雪国の長い冬が終わり、ようやく暖かさを感じる季節です。
みなさん、GWはいかがお過ごしだったでしょうか。旅行へ出かけた人。
家でゆっくり過ごした人。久しぶりに家族や友人と会った人もいるかもしれません。
けれど、この町のGWは少し特別です。工場が休みに入っても、休みにならない人たちがいます。
それが、兼業で農業を営む人たちです。それが、兼業で農業を営む人たちです。平日は工場でものづくりをし、休日は田んぼへ向かう。燕三条地域では、そんな暮らしが今でも当たり前のように続いています。

GWは、田植えの季節。田起こし、代かき、水管理、苗運び。
朝早くからトラクターの音が響き、軽トラックが行き交います。普段は作業着でものづくりをしている人が、連休になると長靴に履き替えて田んぼに立つ。
この風景は、この土地ならではの文化なのかもしれません。
そして改めて思います。
この町は、日本の“産業”と“食”を支えている町だと。
世界に誇る刃物や工具、金属加工の技術。その一方で、人々の食卓を支える米作りも続いている。
ものづくりと米づくり。一見まったく違うようでいて、どちらにも共通しているのは「手間を惜しまないこと」だと思います。自然と向き合い、道具と向き合い、毎日少しずつ積み重ねる。効率だけでは測れない、人の手の仕事があります。山にはまだ雪が残り、その雪解け水が田んぼへ流れ込む。四季の恵みが、今年も一粒一粒の米になっていきます。

たり前のように見える景色ですが、こうした営みが今も続いていることは、本当にすごいことだと思います。今年も良い実りになりますように。



